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糖尿病
糖尿病について
糖尿病とは、インスリンというホルモンの低下によって高血糖が慢性的に続く病気でブドウ糖を取り入れられない状態のことをいいます。
糖尿病には原因によって4つのタイプに分けられます。
1型糖尿病
自己免疫疾患などが原因でインスリンが作られなくなり、尿の回数や量の増加、のどが渇く、体がだるい、疲れやすいなどの症状が急激に起こり、数カ月以内には薬物療法(インスリン治療)が必要となります。
インスリンが作られないので、継続的にインスリン自己注射が必要となります。
2型糖尿病
日本の糖尿病者のほとんどがこの2型糖尿病です。
遺伝的要因や過食、運動不足などの乱れた生活習慣などさまざまな要因で発症します。
発症初期の場合、生活習慣(食事療法、運動療法)の改善等で症状が軽くなることがありますが、悪化するにつれ内服や、インスリン自己注射の治療が必要となります。
遺伝子の異常やほかの病気が原因となる糖尿病
遺伝子の異常や肝臓・すい臓の病気、感染症、免疫の異常などの他の病気が原因となって引き起こされる糖尿病があります。また、ステロイドのような薬剤によっても糖尿病を発症することもあります。
2型糖尿病にも遺伝的な要素がありますがこの糖尿病は明らかに原因となる遺伝子が分かっています。若年発症成人型糖尿病やミトコンドリア糖尿病がその代表例です。
治療は病気の状態によって人それぞれです。
妊娠糖尿病
妊娠をきっかけに、血糖値が高くなるなどの糖尿病の症状があらわれるのが妊娠糖尿病です。しかし、妊娠前、すでに糖尿病と診断されている場合は糖尿病合併妊娠と呼ばれます。